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夢を追う社長のGALAXY NOTE
by wise_galaxy
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考える
私が独立する前、CoCo壱番屋の創業期、店舗にはフライヤーもなかったし、洗浄機もありませんでした。
FC第一号が誕生するまで、マニュアルもありませんでした。

どのように運営していたのか?
自分の頭で考えながら判断し行動していたんでしょうね。
判断の基準は、「安全・安心、美味しい料理、最高のサービス、効率」というところでしょうか。

多店舗化が進めば、当然、誰にでもできるようにと標準化が進みます。
それは、すべての分野で進んでいきます。店舗内外装、店名、商品、プライスゾーン、オペレーションまで全て標準化し全ての店舗で全く同じ基準で作業できるようにしていきます。

整っていきます。
便利になります。

そうすると、段々考えなくなるんですね。
○○は、フライヤーに入れて□□秒で揚げる。油の温度も確かめなくてもいいんです。

『日本の反知性主義 内田樹編 晶文社』を読んでいると、科学、研究の現場でも「実験キット」というものがあり、『サンプルをA試薬に混ぜて何分間反応させて試薬Bを加える』とマニュアル化されていると書かれていました。

便利になると失うものがある。

『知性とは、自分の頭で吟味し、疑い、熟考する能力や態度のことである』

マニュアルは、出来上がった瞬間から過去のもの。過去の事例から対応をこうすべきと書いています。マニュアルだけを頼りにすると、店の仕事が硬直化します。

ではどうすればいいのか?
全員が仕事の目的や意味を理解して、自分で判断し行動すること!
に尽きるのではないでしょうか。

「考える」癖をつけないといけませんね。

by wise_galaxy | 2015-05-04 12:49
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